V型8気筒/9258cc迄のスーパーチャジャー付エンジンを(アルコール燃料を用い3500馬力以上を発揮します。)フルパイプフレーム式シャシに搭載したBERC最高峰のカテゴリー
FRでホイルベースも短いため、ドライバーのテクニックが明確に現れるカテゴリーです。
固定式の屋根を持たないスポーツロードスターとして、'55年に登場したサンダーバードは'53年にシボレーから発表されたスポーツカー、コルベットのライバル車として発表されました。
2シータ・オープンカーとして3年間生産されたのち、'58年には早くも新型ボディへとフルモデルチェンジ。
2+2シートを持つ大型シャシーのクーペ&コンバーチブルへと生まれ変わり、さらに2年後の'61年には第3世代へとバトンタッチします。
外観上の特徴は、なんといってもジェットエンジンの排気口をイメージした丸形テールランプ。
ファルコン、フェアレーン、ギャラクシーなど'60年代前半のフォード車に共通するデザインですが、サンダーバードは小ぶりながらも存在感をアピールするテールフィンとのマッチングも美しく、「ロケットサンダー」の愛称を生むきっかけとなりました。