'59年の登場以来、シボレーのトップグレードとして君臨していたインパラ。
下にビスケイン、ベルエアを従え、'60年代前半までは事実上のフラッグシップとなっていました。
しかし'66年、前年モデルでインパラの上級オプションとして設定されたカプリスが上級グレードとして登場。
こうなるとインパラの存在価値が薄くなりそうですが、シボレーのフルサイズパッセンジャーカーとしてインパラのネームバリューが衰えなかったのは、フルサイズのトップスポーツモデルとしての役割があったから。
まず'65年モデルでSSがパッケージオプションではなく、独立グレードで登場。
翌'66年にも引き継がれ、同時に最強エンジンとうわさされていたオプションコードL72、427cu.in.のV8エンジンがラインナップに加わりました。
この作戦で'77年までインパラの販売台数がカプリスに負けることはなく、シボレーのフルサイズパッセンジャーカーといえばインパラというイメージが強烈に残りました。
0 件のコメント:
コメントを投稿